今日の流れ
Codexの障害復旧と、Gemini CLIなどの開発ツール更新をまとめます。正式版の更新と試験版の修正を区別し、既存環境への影響が分かる7件を選びました。
対象期間は米国太平洋時間の9月25日15:45以上〜9月26日15:45未満(PDT)です。日本時間では9月26日07:45〜9月27日07:45に当たります。以下の公開・更新時刻は一次情報のUTC表記で確認しています。
1. OpenAI:Codexの障害が復旧、Web・API・CLIなどに影響
- OpenAIは9月25日22:58 UTC、Codexの障害を公式ステータスページで報告しました。対象はCodex Web、Codex API、CLI、VS Code拡張の4コンポーネントです。
- 23:45 UTCに緩和策を適用して復旧を監視し、23:54 UTCに影響を受けたサービスがすべて復旧したと発表しました。日本時間では9月26日08:54です。
- 復旧告知はサービス全体の状態を示すもので、個々の利用者の接続成功を保証するものではありません。公式ページには障害原因の詳しい説明は載っていません。
出典:OpenAI公式ステータス:Issues with Codex
2. Google:Gemini CLIのnightly版で一時ファイルやセッション処理を修正
- GoogleのGemini CLIは9月26日01:20 UTCに、
v0.63.0-nightly.20260926.g2fe7c2d3fを公開しました。GitHub上ではプレリリースに分類される試験版で、正式安定版の発表ではありません。 - バックグラウンドのシェル実行が終了した際に一時ディレクトリを片付ける修正と、同じ分に作成したファイル名の衝突を避ける修正が含まれます。ACPのセッション解決を設定初期化より前に行う変更も入りました。
- リダイレクトの許可判定、パス検証、ワークフロー解析の整合も修正対象です。新モデルの提供ではなく、CLIの実行・連携まわりを改善する更新です。
3. Vercel:Perplexity向けアダプターをAgent APIへ移行
- Vercel AI SDKの
@ai-sdk/perplexity@5.0.0が9月26日01:59 UTCに公開されました。言語生成の接続先を、Sonar Chat Completions APIからPerplexityのAgent APIへ切り替えるメジャー更新です。 - モデル指定やオプションをAgent APIのプリセット・モデル・ツールへ置き換えます。応答メタデータ、ストリームイベント、利用量や費用のデータ構造も変わるため、従来コードをそのまま使う更新ではありません。
- 新アダプターではSonarのPDF入力や画像・動画の検索結果をサポートしません。一方、ストリーム中の引用URLを出典として保持し、終了イベントに残ったテキストを重複させず回収する修正が含まれます。
4. CodexBar:利用量表示の統一と、ログイン期限の通知を追加
- 第三者製の利用量確認ツールCodexBarは、9月26日00:48 UTCに
v0.67.0を公開しました。OpenAIのCodex本体の更新ではありません。 - メニュー、Usage & Spend、CLI、ウィジェットなどで、当月分と取得できる全履歴を共通の期間指定で表示できるようになります。UI設定をJSONで書き出し・読み込みする機能も追加しました。
- 利用者が有効化する機能として、ローカルのエージェント実行中にMacのアイドルスリープを防ぐStay Awakeと、認証期限切れの通知を追加しました。利用量の把握に加え、長時間実行や再ログインの見落としを扱う更新です。
6. OpenChamber:会話表示を整理、外部編集したAGENTS.mdの上書きを修正
- OpenCodeを扱うOpenChamberは、9月26日00:44 UTCに
v2.0.2を公開しました。会話の要約処理を折りたたみ可能な1行にまとめ、シェルコマンドも他のツール実行と同じ形式で表示します。 - 別のエディターで変更した
AGENTS.mdを反映し、保存時にその変更を上書きしないよう修正しました。最後に開いたプロジェクトのフォルダーが移動・削除されても、アプリが起動するようになります。 - モバイルのプライベートリレー経由のブラウザー操作・送信と、SSH接続先でnvm経由のnpmを見つける処理も修正対象です。画面の見やすさだけでなく、遠隔操作時の不具合に手を入れています。
7. protoAgent:新しいエージェントへLangfuse設定を継承
- protoLabsAIは9月26日08:11 UTCに、protoAgentの
v0.183.0を公開しました。GitHubのリリースはプレリリースではなく、macOS・Windows・Linux向けの配布ファイルが掲載されています。 - 新しいエージェントがホストのLangfuseトレーシング設定を継承する変更が入りました。エージェントの作成時に、実行を追跡する設定を引き継ぐための更新です。
- コンソールでは、アーキタイプを選び、その後ダイアログで設定する2段階の作成操作を追加しました。発表内容はこの設定継承と作成画面の変更であり、モデル性能が向上したという発表ではありません。