1. Microsoft、新しいCopilotに「Home」「Code」「Autopilot」を追加
- Microsoftは9月25日、Copilotアプリに3つの役割を持たせる方針を発表しました。HomeはChatとCowork、Word・Excel・PowerPointの作業をまとめ、Codeは自然言語からアプリや業務フローを作る機能です。
- Autopilotは、固有のID・記憶・作業領域を持ち、指示された仕事を継続するクラウド上のエージェントと説明されています。以前の名称はScoutです。
- Copilot Managed Runtimeはパブリックプレビュー。高度な機能には従量課金の仕組みも導入されます。発表された機能すべてが、全利用者に同時に無償提供されるという意味ではありません。
出典: Microsoft公式発表
2. Anthropic、Claudeプラグインの開発者向け投稿窓口を開設
- Anthropicは9月25日、開発者がClaudeのプラグインをディレクトリへ投稿し、審査状況や公開後の利用指標を確認できる窓口を公開しました。
- 投稿できるのは単体のリモートMCPコネクター、またはMCPサーバーとSkillsを組み合わせたプラグインです。投稿時の自動検査・安全性スキャン、審査結果の確認を用意しています。
- 投稿者には有料のClaudeプランが必要です。承認後の公開時期は開発者が選べます。既存のSkillsやコネクターを直ちに作り直す必要はないと説明しています。
出典: Anthropic公式発表
3. GitHub、セキュリティ修正エージェントにCopilot Memoryを接続
- GitHubは9月25日、Agentic autofixがCopilot Memoryを利用するようになったと発表しました。セキュリティ警告の修正前に既存の記憶を参照し、生成した修正のパターンを次の作業へ残します。
- 狙いは、リポジトリ固有の安全な実装方法を後続の修正やコードレビューで参照できるようにすることです。GitHubは、修正の成功率が何%上がったかは示していません。
- 対象はCopilot Memoryを有効化した利用者です。Agentic autofixとCopilot Memoryはともにパブリックプレビューで、すべての環境で既定有効になったわけではありません。
出典: GitHub公式変更履歴
4. OpenAI、Codexを営業デモに使う企業事例を公開
- OpenAIは9月25日、車両管理ソフトを作るProactionの事例を公開しました。共同創業者は、顧客ごとの対話型デモをCodexで月4〜6件作り、従来なら必要だった開発工数を月40〜60時間減らせたと説明しています。
- 同社は営業の会話や顧客資料をもとにデモを作成し、成約前の検討を具体化しています。OpenAIの記事では売上増にも触れていますが、数値は同社による事例紹介であり、他社でも同じ効果が得られるという検証結果ではありません。
- これは新モデルの発表ではなく、CodexとGPTを実務へ組み込んだ利用例です。モデルの性能評価と企業の自己申告による業務効果は分けて読む必要があります。
出典: OpenAI公式事例
5. GitHub Copilot、Slack・Teamsの会話を仕事の文脈として利用
- GitHubは9月25日、SlackとMicrosoft Teamsで利用するCopilotの更新を発表しました。Slackでは対応するファイルや添付資料、Teamsでは画像や転送メッセージ、チャンネルの会話履歴を作業の文脈に含められます。
- 会話中に次の応答で使うモデルを切り替え、その選択を会話内で維持できます。Issue作成前には類似案件も確認し、作成した仕事と元の会話のリンクを残します。
- Copilot BusinessとEnterprise向けのパブリックプレビューで、機能は段階的に提供されます。既存の利用枠とクラウドエージェント予算の対象です。
出典: GitHub公式変更履歴
6. GitHub、Copilot利用指標でPRレビュー待ち時間を3段階に分解
- GitHubは9月25日、企業・組織向けのCopilot利用指標APIに、プルリクエストのレビュー工程別の時間を追加しました。レビュー可能になってから初回レビュー、初回から最終レビュー、最終レビューからマージまでを分けて集計します。
- 各工程の中央値と90パーセンタイルを示し、レビューの着手待ちなのか、やり取りが長いのか、承認後に止まっているのかを見分けやすくします。
- 今回の集計対象は人が作成し、別の人がレビューしたPRです。CopilotなどのBotによるレビュー時間は対象外で、過去分の遡及集計もありません。
出典: GitHub公式変更履歴
7. GitHub、Copilotの企業管理設定を画面上で検証可能に
- GitHubは9月25日、Copilotの企業管理設定を製品画面で検査する機能を発表しました。JSONの構文ミス、未対応の設定、無効なチーム対応付けなど、ポリシーが適用されない原因を表示します。
- 対象は管理設定ファイルとチーム対応付けファイルです。問題のあるファイルとJSON上の場所を示すため、管理者は設定を修正し、反映結果を再確認できます。
- これはAIモデル自体の性能向上ではなく、企業がCopilotを安全に運用するための管理機能です。設定を修正しただけで自動的に全ポリシーが正しく適用されたと決めつけず、検証結果の確認が必要です。
出典: GitHub公式変更履歴